食べ物から摂取されたブドウ糖や果糖などが体内のタンパク質や脂肪と反応する作用を糖化反応と呼び、老化やたるみの原因なることが分かっています。

糖化作用が過剰に働くと、AGEsと呼ばれる異常たんぱく質が増えてしまい、コラーゲンの分解や再合成が阻害されます。

その結果、肌の正常なターンオーバーが行われなくなり、サイクルが乱れて弾力やハリが失われていきます。

しわやたるみの原因になるだけでなく、くすみの原因になることもありますので、肌の色に透明感が無い場合には糖化による影響を疑った方が良いかもしれません。

糖化ケアとは、糖化反応に対抗するケアのことを指します。

老化原因となるたるみを予防・改善するには(抗)糖化ケアが必要であり、この(抗)糖化ケアは食べる順番を変えるだけでも行えます。
炭水化物気がつく
急激な血糖値の上昇を抑えるためには野菜から食べ始め、次に魚や肉、最後にご飯やパンにすると良いようです。

血糖値の上昇スピードを表す値はグリセミック・インデックス値(GI値)ですが、このGI値の低いものから順に食べるのがポイントです。

炭水化物はGI値をもっとも大きく上昇させるものですので、最後の方に回して血糖値の上昇を防ぎます。

また、抗糖化作用を持つ食品を調べて上手く活用することも大切です。