ヒアルロン酸とは、関節や皮膚、眼球などに含まれる細胞と細胞の間に存在しており接着させて細胞を守る働きをしています。
美容成分として知られるヒアルロン酸は、皮膚では水分を保つ働きをしています。
コラーゲンやエラスチンなどの主要な構成要素の隙間に存在することで水分を抱え込んでいます。
真皮にあるこの成分はストレスや加齢などによって減っていきますが、少なくなると水分を保持出来なくなり乾燥などを引き起こして、肌のハリがなくなっていきます。
美容成分ですので、減ったものを補う場合には外側からからと内側からの両方からケアしていく必要があります。
肌に塗った場合に効果としては、基本的にスキンケア用品などに含まれるヒアルロン酸は粒子が大きいため肌に塗っても表皮の一番外がにある角質層にとどまり、一番必要な真皮までは届かないとされています。
しかし、肌に塗ることで角質層が水分を抱え込んで、水分の蒸散を防いでくれる効果が期待できます。
食品の中にも含まれており豚足やふかひれ、鳥手羽、うなぎなどに含まれるほか、めかぶや海ぶどうなどの粘りのある海藻類などにも含まれています。
食品で摂取する場合にも分子の大きさと熱の弱さが問題となるためサプリメントで補うのもおすすめの方法です。